拒食症とは
拒食症(神経性やせ症)は、摂食障害の一つで、「太ることへの強い恐怖」から食事を極端に制限し、著しい低体重に陥る病気です。どんなにやせていても「自分は太っている」という誤った認識があり、やせた状態を維持することに達成感を感じるため、自分が病気であるという自覚が得られにくいのが特徴です。
拒食症で死亡することは
ある?
拒食症は精神疾患の中でも死亡率が高い病気です。栄養失調や多臓器不全、自殺などによって死亡することがあります。
拒食症の症状
食行動の異常
- 極端な食事制限、低カロリー食品しか食べない
- 拒食から過食に転じ、嘔吐を繰り返すこともある
- 体重が増えないよう過度な運動を行う
心理面の症状
- 強いやせ願望と肥満恐怖
- 実際はやせているのに「太っている」と感じる
- 無気力、抑うつ状態、周囲からの孤立
身体面の症状
- 無月経、低体温、貧血
- 骨粗鬆症、けいれん
- 味覚障害、聴覚過敏
拒食症の原因
拒食症は単一の原因で発症するのではなく、文化社会的・心理的・生物学的要因が複雑に絡み合って発症します。
拒食症になりやすい人の特徴
摂食障害になりやすい人には、いくつかの共通した特徴があります。
完璧主義
食事や体重に対して「こうでなければならない」という強いこだわりを持ちやすく、少しでも体重が増えると自分を責めてしまう傾向があります。
人間関係のストレスがある
家庭や学校、職場での人間関係のトラブルや、周囲からの過度な期待・プレッシャーが発症のきっかけになることがあります。
SNSなどの影響を受けやすい
芸能人やモデルの体型に自分を投影し、「やせていることが価値がある」という考えに支配されやすい人は、拒食症のリスクが高くなります。
拒食症の診断
~どこからが拒食症?~
- BMI(体重kg÷身長m²)が17.5以下
- 「太る食物」を避ける極端な食事制限
- 自己誘発性の嘔吐
- 下剤・利尿剤・食欲減退剤の使用
- 過度な運動
- 太ることへの恐怖心がある
拒食症の治し方・治療方法
拒食症の治療は長期にわたることが多く、心理面と身体面の両面からアプローチします。拒食症に特効薬はありませんが、患者自身が「治りたい」という意志を持ち、周囲のサポートを受けながら治療に取り組むことで回復が期待できますので、まずは兵庫県西宮市のはやし心療所へご相談ください。